これからマイホームを建てようと検討している方にとって、業界最大手である積水ハウスの評判は非常に気になるポイントではないでしょうか。私自身もハウスメーカーで自宅を建てた経験がありますが、契約前はネット上の積水ハウスに関する口コミや苦情の情報を徹底的に調べたものです。調べていくと、建てて後悔したという声や欠陥住宅ではないかという噂、さらにはアフターサービスの対応が悪いといったネガティブなワードを目にすることがあります。中には積水ハウスはやばいとまで言われているケースもあり、不安になってしまう方も多いはずです。そこで今回は、実際に寄せられている具体的な苦情の内容やカスタマーセンターへの問い合わせ事情について詳しく解説します。

- 積水ハウスでよくある具体的な苦情やトラブルの事例
- ネット上で囁かれる悪い噂や評判の背景にある真実
- トラブルに遭遇した際の正しい対処法や問い合わせ先
- 契約前に知っておくべきメリットとデメリットのバランス
積水ハウスの口コミに見る苦情の実例
インターネット上やSNSを探せば、積水ハウスに関する様々な意見が見つかります。多くの人が満足している一方で、どうしても無視できないのが苦情やトラブルの報告です。ここでは、実際にどのような点で不満を持たれているのか、リアルな口コミから見えてくる苦情の実例を掘り下げていきます。
積水ハウスで後悔した体験談の特徴
積水ハウスを選んで「後悔した」と感じている方の体験談を見ていくと、いくつかの共通したパターンが見えてきます。最も多いのが、価格に対する満足度のギャップですね。
積水ハウスといえば「邸宅」と呼ぶにふさわしい重厚感が魅力で、住宅展示場のモデルハウスなどは本当にため息が出るほど素敵です。しかし、実際に自分が建てるとなると予算の壁にぶつかります。「一生懸命ローンを組んで高い坪単価で契約したのに、完成してみたら意外と普通の家だった」という声は少なくありません。これは、標準仕様のままだと内装がシンプルになりがちだからなんですね。
例えば、展示場で見たような高い天井や大開口の窓、高級感のある石張りの壁などは、ほとんどがオプション扱いだったりします。これらを盛り込もうとすると、ただでさえ高い坪単価がさらに跳ね上がり、予算オーバーになってしまう。仕方なく仕様を削っていくと、結果として「近所の工務店で建てた友人の家のほうが、安くて設備も豪華だった」なんてことになりかねません。費用対効果(コスパ)が悪かったと感じてしまうことが、後悔の大きな引き金になっています。

また、「提案力の不足」を嘆く声もあります。「自由設計と言われたが、実際には規格の制約が多くてやりたいことができなかった」というケースです。積水ハウスの家は型式適合認定を受けた工業化住宅なので、耐震性を担保するために「この位置には窓を作れない」「ここに壁が必要」といったルールが意外と細かく決まっています。「なんでもできますよ」という営業トークを鵜呑みにしていると、詳細設計の段階で「それは構造上無理です」と断られ、ガッカリすることになるかもしれません。
さらに、「設計士からの提案が少なく、自分が指示しないと動いてくれなかった」という不満も聞かれます。大手ハウスメーカーの設計士は多くの案件を抱えているため、どうしても効率重視になりがちです。こちらから「こんな暮らしがしたい」「雑誌のこの写真みたいにしたい」と具体的に要望を出さないと、無難で施工しやすいプランに落ち着いてしまうことがあるんですね。自分たちだけのオリジナリティある家づくりを期待していた施主との間に、こうした温度差が生まれてしまうのは残念なことです。
後悔しないためのポイント
ブランド料として割り切れる部分と、実質的な機能性やデザイン性を天秤にかけ、他社の見積もりや提案と比較検討することが重要です。「積水ハウスだから間違いない」という思い込みを捨て、冷静に中身を見極める目を持つことが大切ですね。
積水ハウスは欠陥住宅という噂の真偽
検索窓にメーカー名を入れると「欠陥住宅」という不穏なワードが出てきて、ドキッとしたことはありませんか?結論から言うと、積水ハウスが構造的な欠陥住宅を量産しているという事実はなく、むしろ品質管理は業界トップクラスと言えます。
積水ハウスの強みは、部材を工場で生産するプレハブ工法にあります。現場での作業を極力減らし、工場内の安定した環境で部材を作るため、寸法の狂いや品質のバラつきが非常に少ないんですね。これは、職人の腕に左右されやすい一般的な木造住宅と比べると大きなメリットです。

しかし、工場生産比率が高いとはいえ、最終的に現場で組み立てるのは「人」です。そのため、施工現場でのヒューマンエラーによる不具合報告は残念ながら存在します。口コミで散見されるのは、以下のような事例です。
- 引き渡し直後の雨漏りや水回りの配管トラブル
- 内装クロスの剥がれや床のきしみ
- 建具の建て付けが悪くドアが閉まりにくい
- 断熱材の施工が雑で隙間風がする
これらは厳密には建物の安全性を脅かす「構造欠陥」というより、「施工不良」や「仕上げの不具合」に分類されるものが多いですが、施主からすれば一大事ですよね。「高いお金を払ったのに!」と憤るのも無理はありません。特にネット上では、こうした一部のトラブル事例が拡散されやすく、全体が悪いかのように見えてしまう傾向があります。
実際、住宅トラブルはどのメーカーでも一定数発生しています。公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの統計によると、新築住宅の相談で最も多いのは「ひび割れ」や「雨漏り」などの不具合です。これは積水ハウスに限った話ではなく、建築業界全体が抱える課題とも言えます。
参照:(出典:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター『住宅相談統計年報2024』)
重要なのは、ミスが起きた際にメーカーがどう責任を取って対応したかという点です。積水ハウスの場合、何かあった時の補償体力や組織的な対応力は中小工務店とは比べ物にならないほど強力です。万が一不具合が見つかっても、逃げずにしっかりと直し切る姿勢を評価する声も多いのが事実です。
積水ハウスはやばいと言われる理由
「積水ハウスはやばい」という強い表現が使われる背景には、家の品質以外の要因も絡んでいることがあります。まず一つ目は、過去に世間を騒がせた「地面師事件」のような企業としてのトラブルです。
数年前、土地取引に関連して巨額の詐欺被害に遭った事件は記憶に新しいですよね。あれによって「管理体制が甘いのではないか」「企業として脇が甘い」といったイメージがついてしまい、それが巡り巡って「積水ハウスはやばい」という噂につながっている面があります。ただ、これはあくまで経営上の話であって、私たちが建てる家の品質に直接影響するわけではないので、そこは切り離して考えても良いかなと思います。
それよりも施主として気になるのは、営業マンの強引な手法に対する「やばい」という声でしょう。具体的には、「契約を急かされて、考える時間を与えてもらえなかった」という不満です。大手ハウスメーカーの営業ノルマは非常に厳しいと言われており、特に決算期(1月や7月など)の月末には、どうしても売り込みが強くなる傾向があります。
「今月中に契約してくれれば、特別に○○万円値引きします」「このキャンペーンは明日までです」といった言葉で畳み掛けられ、冷静な判断ができないまま契約書に判を押してしまった……という後悔談は後を絶ちません。中には、「仮契約のつもりで手付金を払ったら、キャンセル時に返ってこなかった」という金銭トラブルもあります。

注意点
「仮契約」という言葉には要注意です。法的には「契約」か「契約していない」かの二択しかなく、少額でも手付金を払って契約書にサインすれば、それは正式な「工事請負契約」となります。解約には違約金が発生することもあるので、営業マンの「とりあえず」という言葉に乗せられないよう、財布の紐は固くしておきましょう。
積水ハウスで対応悪いと感じる事例
家づくりは半年から1年近くかかる長いプロジェクトです。その間、ずっと二人三脚で進めていく担当者の対応が悪ければ、どれだけ良い家が建ったとしても満足度は大きく下がってしまいますよね。
よくある苦情として、「釣った魚に餌をやらない」状態が挙げられます。契約前は毎日のように連絡をくれて、親身になって相談に乗ってくれた営業担当が、契約した途端に連絡が遅くなったり、打ち合わせに顔を出さなくなったりするケースです。「質問メールを送っても返信が3日来ない」「お願いしていた修正が見積もりに反映されていない」といったコミュニケーション不足は、施主にとって大きなストレスになります。
また、現場監督や設計士との連携不足も指摘されています。営業担当に伝えたはずの要望が現場に伝わっておらず、「コンセントの位置が違う」「棚の色が違う」といったミスが発生するパターンです。これは大手企業特有の「縦割り組織」の弊害かもしれません。営業、設計、インテリアコーディネーター、現場監督と担当が細分化されているため、伝言ゲームのような情報の食い違いが起きやすいんですね。
さらに、担当者の知識不足やマナーの悪さを指摘する声もあります。「こちらの予算を伝えているのに、平気でオーバーする提案をしてくる」「他社の悪口ばかり言う」といった態度は、信頼関係を損ねます。担当者個人の資質に依存する部分が大きいため、運悪く相性の悪い担当者に当たってしまうと「積水ハウスは対応最悪」という評価につながってしまいます。こればかりは「運」の要素もありますが、合わないと思ったら早めに対処することが肝心です。
積水ハウスのアフターサービスは最悪か
「家は建ててからが本当の始まり」とはよく言われますが、積水ハウスのような大手メーカーを選ぶ最大の理由は、この「建てた後の安心感」にあるはずです。しかし、ネット上で検索すると「アフターサービス 最悪」「対応 遅い」といった辛辣な言葉が並んでおり、不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、積水ハウスのアフターサービスは決して「最悪」ではありません。むしろ、倒産リスクが極めて低く、30年後でも確実に会社が存在しているという点において、業界最高水準の安心感があるのは間違いありません。では、なぜこれほどまでに「最悪」という口コミが後を絶たないのでしょうか。その背景には、「組織的な対応スピードの問題」と「維持費(ランニングコスト)に対する認識のズレ」という2つの大きな要因が潜んでいます。
1. 連絡が来ない?対応スピードの「構造的な遅さ」
まず、「最悪」と評される原因の筆頭が、対応の遅さです。「カスタマーズセンターに修理を依頼したのに、担当者から折り返しの連絡が来るまで1週間かかった」「部品を取り寄せると言われたまま、1ヶ月以上音沙汰がない」といった声は、残念ながら決して珍しいものではありません。
これは、積水ハウスが巨大組織であるがゆえの弊害とも言えます。私たちが窓口(コールセンターやアプリ)に連絡をすると、そこから各エリアを担当する「積水ハウス建設」などのグループ会社や、提携している下請け工務店に指示が飛びます。この伝言ゲームのような連携プロセスにおいて、情報が滞ったり、現場の担当者が抱える案件数が多すぎて処理しきれなくなったりすることがあるのです。
特に、台風や大型地震の直後は要注意です。オーナー数が多い積水ハウスでは、災害時に数千件、数万件単位の修理依頼が殺到します。こうなると完全にパンク状態となり、「雨漏りしているのに見に来てくれるのは来月」といった事態も現実に起こり得ます。この「いざという時にすぐ来てくれない」という経験が、「高いお金を払ったのに最悪だ」という強烈な不満につながっているようです。

2. 「保証延長」という名の実質的な「囲い込み」
次に、多くのオーナーが直面して愕然とするのが、メンテナンス費用の高さです。「初期保証30年」や「永年保証(ユートラスシステム)」といった言葉は非常に魅力的ですが、これは決して「ずっと無料で直してくれる」という意味ではありません。
積水ハウスの保証システムでは、10年、15年、20年といった節目の定期点検時に、メーカーが指摘した有償メンテナンス工事(防蟻処理や防水工事など)を受けることが、保証を延長する条件となっています。ここが落とし穴です。
「そろそろ保証が切れるので点検に来ました」と言われ、提示された見積もりを見て驚愕するオーナーが続出しています。「バルコニーの防水と防蟻処理だけで100万円以上!?」「足場代だけで数十万円?」といった具合です。もし「高すぎるから近所の工務店でやります」と言えば、「では、今後の構造保証はここで終了となります」と通告されてしまいます。
「保証を人質に取られたような高額請求」と感じるか、「資産価値を守るための必要経費」と割り切れるか。ここで納得できない人が、「積水ハウスのアフターは金儲け主義で最悪だ」と声を上げている側面があります。
3. 汎用品が使えない「独自規格」のジレンマ

さらに日常的なストレスとして挙げられるのが、部材の「ガラパゴス化(独自規格)」です。積水ハウスの建物は、サッシ、ドアノブ、雨樋、網戸に至るまで、市販品とはサイズや仕様が異なるメーカー専用品が多く使われています。
例えば、「網戸が破れたからホームセンターで張り替えよう」と思っても、構造が特殊で自分ではできなかったり、一般的な業者では対応を断られたりすることがあります。結局、カスタマーズセンターに依頼するしかなく、「たかが網戸1枚の修理に数万円かかった」という事態になりがちです。洗面台のパッキンひとつ交換するのにも、純正パーツを取り寄せる必要があり、時間も費用もかかります。
注意:純正品のメリットとデメリット
独自規格は「気密性やデザイン性が高い」というメリットの裏返しでもあります。しかし、ちょっとしたDIYや格安修理が封じられ、何をするにもメーカー経由の高額ルートを通らざるを得ない点は、長く住む上で覚悟しておくべき「見えないコスト」と言えるでしょう。
それでも「積水ハウスで良かった」と言われる理由
ここまでネガティブな側面を掘り下げてきましたが、公平を期すために申し上げると、これらは「手厚いサポート体制」の裏返しでもあります。
私が知る限り、築30年以上経った物件のリフォーム相談でも、積水ハウスは当時の図面を保管しており、「その年代のこの部材なら、まだ在庫があります」「代替品はこちらです」と即座に回答してくれます。これは、中小の工務店ではまず不可能な芸当です。「最悪」という評価がある一方で、「やっぱり大手は逃げないから安心」という絶大な信頼があるのも事実なのです。
総評:アフターサービスの満足度を分けるもの
積水ハウスのアフターサービスに満足できるかどうかは、「維持費にお金をかけられるか」にかかっています。「家は建てて終わりではなく、車検のように定期的にお金がかかるもの」と割り切り、メーカー言い値のメンテナンス費を支払える経済的余裕がある方にとっては、これ以上なく手厚く、安心できるパートナーとなるでしょう。逆に、メンテナンスコストを極限まで抑えたいと考える方にとっては、その費用の高さと融通の利かなさが「最悪」と映るかもしれません。
積水ハウスの口コミや苦情への対処法
どのようなハウスメーカーであっても、人が関わる以上トラブルをゼロにすることは難しいかもしれません。しかし、もし問題が起きた時にどう対処すれば良いか、どこに連絡すれば話が通じるかを知っておくことで、事態の悪化を防ぐことができます。
積水ハウスへの苦情問い合わせ先

もし、担当営業や現場監督の対応に納得がいかない場合、どこに相談すれば良いのでしょうか。通常のルートであれば、まずは担当者に直接伝えることになりますが、そもそも担当者の態度に問題がある場合、直接言っても改善されないことが多いですよね。それで解決しない場合は、以下の窓口を段階的に利用することをおすすめします。
| 問い合わせ先 | 特徴と利用シーン |
|---|---|
| 各地域の支店長・店長 | 担当者の対応改善や変更を求めたい時。担当者の上司に直接相談するのが最も手っ取り早い解決策です。「担当を変えてほしい」と伝えるのは勇気がいりますが、正当な権利です。 |
| カスタマーズセンター | 入居後の不具合や修理依頼、定期点検に関する窓口。各エリアごとに設置されています。アフターに関してはまずここへ。 |
| オーナーデスク | 24時間365日受付の総合窓口。緊急のトラブルや、どこに相談していいか分からない時に利用できます。支店の対応に不満がある場合も聞いてくれます。 |
| 本社のお問い合わせフォーム | 支店レベルでは話が解決しない場合や、組織的な問題として伝えたい場合の最終手段です。ここまで行くと本社から支店へ指導が入るため、事態が動きやすくなります。 |
私が宅建士としてアドバイスするなら、苦情や要望は必ず「記録に残る形(メールや書面)」で伝えることを強くおすすめします。電話や口頭だけだと「言った言わない」の水掛け論になりやすく、後で不利になることがあるからです。メールで送れば送信履歴が残りますし、相手も文章で返さなければならないため、慎重に対応してくれる可能性が高まります。
積水ハウスのカスタマーセンターの評判
カスタマーセンター(カスタマーズセンター)の評判については、先ほども少し触れましたが、評価が真っ二つに分かれています。良い評判としては、「専任のスタッフがいて話が早い」「消耗品の注文などがスムーズ」という点が挙げられます。積水ハウスのオーナー専用サイトなどから簡単に消耗品を発注できるシステムは、さすが大手といった便利さです。
一方で悪い評判として目立つのは、「たらい回しにされる」という点です。「受付のオペレーターに不具合を伝えたのに、現場の担当者から連絡が来るまで数日かかった」「担当者が変わるたびに一から説明し直さなければならない」といった事務的な対応への不満です。
これは、受付窓口と実動部隊が分かれているため、どうしてもタイムラグが発生してしまう構造的な問題かもしれません。また、大手企業ゆえにマニュアル対応になりがちで、個別の事情に寄り添った柔軟な対応を求めると、期待外れに終わることもあるようです。「緊急でない案件は後回しにされている気がする」と感じるオーナーもいます。
スムーズに対応してもらうコツとしては、感情的にならずに事実を淡々と伝えること、そして「いつまでに直してほしい」「いつまでに連絡が欲しい」と期限を明確に伝えることです。曖昧に待っていると、忙しい担当者の優先順位の中で後回しにされてしまうかもしれません。
積水ハウスの評判が悪いケースの傾向

ネット上の掲示板やSNSを深く分析していくと、積水ハウスに対して激しい怒りや後悔を露わにしている施主には、ある一定の共通点が見えてきます。それは単なる運の良し悪しだけではなく、「施主側のスタンス」と「積水ハウスという巨大企業の構造」がかみ合わなかった時に起きる摩擦です。
具体的にどのようなケースで評判が悪化し、トラブルに発展しやすいのか、私の経験も踏まえて3つの傾向に分解して解説します。
1. 「高級ブランド=ホテルマンのような対応」という誤解
最も多いのが、積水ハウスのブランドイメージに対する過度な期待が生むギャップです。坪単価100万円を超える高級メーカーで建てるのだから、営業マンも設計士も、まるで五つ星ホテルのコンシェルジュのように完璧で、こちらの意図を全て汲み取り、至れり尽くせりの対応をしてくれるはずだ――。
無意識にそう思い込んでしまっている方が非常に多いのですが、現実はあくまで「建設業」です。現場には無骨な職人さんもいれば、若手で経験不足の営業担当もいます。泥臭い調整もあれば、単純な伝達ミスも起こります。「高いお金を払ったのだから、私は何もしなくても完璧な家ができるはず」という「お客様意識」が強すぎる方ほど、些細なミス(連絡の遅れや誤字など)でも許容できず、「裏切られた」「対応が最悪だ」という評価になりがちです。
2. 「丸投げ」が生むイメージの乖離
「プロにお任せします」という言葉は、聞こえはいいですが、家づくりにおいては最も危険なワードです。評判が悪いケースの多くは、契約前の段階で詳細を詰めきらず、「積水ハウスさんのセンスなら大丈夫でしょう」と判断を丸投げしてしまったパターンです。
しかし、設計士が考える「良い家」と、あなたが深層心理で求めている「良い家」が一致するとは限りません。例えば、設計士が「メンテナンス性を重視してシンプルな窓」を提案したのに対し、施主は「海外のような大きな飾り窓」を期待していた場合、完成後に「地味で公民館みたいになった」という不満爆発につながります。これを「提案力がなかった」とメーカーのせいにするのは簡単ですが、自分の要望を言語化して伝えきれていなかった施主側の準備不足も否めません。
3. SNSの「キラキラ投稿」との比較による相対的剥奪感
最近特に増えているのが、Instagramなどで見る「他人の積水ハウス」と「自分の家」を比べて落ち込んでしまうケースです。SNSでは、オプションをフル装備した数億円規模の豪邸や、インフルエンサー向けの特別仕様の家が溢れています。
それらを見て目が肥えてしまった状態で、限られた予算内で建てた自分の家を見ると、「あれ? 思っていたのと違う」「ショボく見える」と感じてしまうのです。これは家そのものの品質が悪いのではなく、「情報のインフレ」によって満足度の基準が異常に上がってしまっていることが原因です。他人の成功事例と比べすぎてしまう人は、どんなに良い家を建てても「もっと良くできたはず」と不満を抱きやすい傾向にあります。
トラブルを避けるための心構え
家づくりは「買い物」ではなく、メーカーとの「共同プロジェクト」です。「任せる」のではなく「一緒に作り上げる・監視する」という主体的な姿勢を持つ施主ほど、不思議とトラブルは少なく、満足度の高い家を手に入れています。
積水ハウスの良い口コミとメリット
ここまでネガティブな側面やリスクに焦点を当ててきましたが、それでも積水ハウスが長年にわたり業界のトップランナーであり続け、年間1万棟近くも選ばれているのには明確な理由があります。数多くのオーナーが「やっぱり積水にして良かった」と口を揃える、他社には真似できない圧倒的なメリットをご紹介します。
1. 唯一無二の外壁が放つ「邸宅」としてのオーラ
積水ハウスを選ぶ最大の決め手として多くの人が挙げるのが、独自開発された最高級外壁材の存在です。
- 鉄骨造の「ダインコンクリート」: 彫りの深いテクスチャーと、コンクリートならではの重厚感が特徴。叩くとコツコツと硬い音がするその壁は、近隣の家とは明らかに違う「頑丈さ」と「高級感」を漂わせます。
- 木造(シャーウッド)の「ベルバーン」: 陶器(焼き物)と同じ製法で作られた外壁。自然な風合いと温かみがありながら、焼き物なので半永久的に色褪せることがなく、メンテナンスフリーに近い性能を誇ります。
これらの外壁は、単なる壁材ではなく、家のステータスそのものです。「帰宅して我が家を見上げるたびに惚れ惚れする」「年月が経っても古びるのではなく、味わいが増す」といった情緒的な満足感は、何物にも代えがたい資産となります。
2. 「資産価値」を守る出口戦略の強さ

家は建てて終わりではありません。将来的に転勤や相続、住み替えなどで「売却」する可能性もゼロではないでしょう。その時、一般的な木造住宅は築20年もすれば建物の査定額はほぼゼロになってしまいます。
しかし、積水ハウスは「スムストック(SumStock)」という優良ストック住宅流通制度を主導しており、中古市場でも別格の扱いを受けます。建物の履歴(点検や補修の記録)がしっかりと管理されているため、築年数が経っていても建物自体の価値が適正に評価されやすく、相場より高く売れるケースが多いのです。
「いざとなったら高く売れる」という安心感は、長い人生において大きな精神的余裕につながります。これはブランド力のある大手ならではの実利的なメリットと言えるでしょう。
3. 科学的根拠に基づいた「快適性」と「安全」
「夏涼しくて冬暖かい」といった謳い文句はどのメーカーも言いますが、積水ハウスはその裏付けが強固です。巨大な研究施設「納得工房」や「住まいの夢工場」を持ち、実大実験を繰り返して耐震性や断熱性を検証しています。
実際に住んでいる人の口コミでも、「震度5の地震が来たけれど、家の中では気づかないほど揺れが小さかった」「窓を閉めると外の騒音が嘘のように消える」といった、基本性能の高さを評価する声が多数あります。派手な設備よりも、こうした目に見えない「守られている感覚」こそが、日々の暮らしの質を底上げしてくれます。

その他の隠れたメリット
積水ハウスの分譲地は、街並みごとのガイドライン(5本の樹計画など)がしっかりしており、住んでいる住民層も比較的落ち着いた方が多い傾向にあります。「ご近所トラブルのリスクが低い」「街全体が綺麗に保たれる」という環境面でのメリットも、子育て世帯には見逃せないポイントです。
積水ハウスの口コミや苦情の総括

積水ハウスに関する口コミや苦情を見てきましたが、大切なのは「ネガティブな情報は、リスクヘッジのための材料にする」ということです。ネット上の悪評を見て「怖いからやめよう」と選択肢から外してしまうのは簡単ですが、それでは本当に良い家を建てるチャンスを逃してしまうかもしれません。
まとめ:後悔しないために
- 「高い=完璧」と思い込まず、自分たちの目で仕様や提案内容を厳しくチェックする。
- 担当者任せにせず、打ち合わせの記録は自分でも残す(議事録やメール)。
- 良い担当者に出会えるかどうかが鍵。合わないと感じたら早めに変更を申し出る勇気を持つ。
- アフターメンテナンスにかかる将来のコストも事前に確認し、納得した上で契約する。
どのようなハウスメーカーで建てたとしても、100%ノークレームという会社は存在しません。積水ハウスのメリットである「圧倒的な安心感」や「洗練されたデザイン性」と、今回ご紹介したような「価格」や「対応のバラつき」というリスクを天秤にかけ、ご自身の価値観に合うかどうかを冷静に判断してください。この記事が、あなたの納得のいく家づくりの一助となれば幸いです。
※本記事の内容は、一般的な口コミや傾向をまとめたものであり、個別の事例やすべての物件に当てはまるわけではありません。正確な情報や最新の保証内容は、必ず積水ハウスの公式サイトや担当者にご確認ください。契約等の最終的な判断は、専門家にご相談の上、ご自身の責任において行ってください。